観光地・名産品の紹介松阪ってこんなまち!

松阪市は、三重県のほぼ中央に位置し、東は伊勢湾、西は台高山脈と高見山地を境に奈良県に接し、南は多気郡、北は雲出川を隔てて津市に接しています。豊かな自然に恵まれ、海、山のものが豊富な土地です。中でも松阪牛は全国でもその名を轟かせています。

江戸時代は松阪もめんを流通させ、多くの豪商を輩出した商業町であり、現在も紀勢本線や近鉄大阪線・山田線沿線を後背地に持つ三重県の経済拠点のひとつです。

松阪市には国内最古の土偶が出土した粥見井尻遺跡や西日本最大級の祭祀場を有する国指定史跡の天白遺跡があり、この地域が縄文時代から繁栄していたことを物語っています。また、伊勢地方で最大規模の国指定史跡宝塚古墳(5世紀)から日本で最大の「船形埴輪」が出土し、伊勢平野の広い範囲に影響を及ぼしていた「王」が存在していたと推測されます。

奈良・平安時代には、都と東国を結び、伊勢神宮を中心とする道路網が開かれ、伊勢街道や伊勢本街道が大和をはじめとする要所と伊勢を結ぶ街道として重要な役割を果たし、この地域の発展に大きく影響を与えました。そして天正16(1588)年、蒲生氏郷の松坂開府により、伊勢街道が松坂の町中を通るようになりました。

平成17(2005)年1月1日に、松阪市・嬉野町・三雲町・飯南町・飯高町の1市4町が合併し、新しく生まれた松阪市は、南三重の中心都市としての役割を担い、更なる発展が期待されています。

■豪商のまち松阪 観光交流センター■

観光交流センター

松阪の歴史や文化、食など、さまざまな魅力をたっぷり紹介し、まち歩きの発着点として、情報収集やおみやげ探しまで便利にご利用いただけます。

■旧長谷川治郎兵衛家■

旧長谷川治郎兵衛家

江戸時代の木綿問屋「丹波屋」邸宅。格子、霧よけ、妻入りの蔵、そしてうだつの上がった屋根など落ち着いたたたずまいの中に当時の松阪商人の隆盛ぶりがうかがえる。(国指定重要文化財)

■旧小津清左衛門家■

旧小津清左衛門家

江戸で一番の紙問屋、豪商小津清左衛門の邸宅を資料館として公開。屋敷内には、二つの土蔵も残る。展示品の中には「千両箱」ならぬ「万両箱」もあり、「江戸店持ち伊勢商人」の暮らしぶりが偲ばれる。

■御城番屋敷■

御城番屋敷

江戸末期に紀州藩士が松坂城警護のため移り住んだ武家屋敷。このような組長屋は全国でも大変珍しく、今も人々の暮らしが営まれている。(国指定重要文化財)

■松坂城跡■

松坂城跡

誇らしげにそびえ立つ石垣は、松阪のシンボル的存在。城跡からは城下町の面影を残す町並みを一望できる。(国指定史跡)

■―松阪茶―深蒸煎茶(ふかむしせんちゃ)■

松阪茶(深蒸煎茶)

松阪市の西部に位置する飯南、飯高地域は平均気温や年間降水量など茶の栽培に適した気候で、深蒸煎茶の製造に適したお茶を育てあげる。

深蒸煎茶は、蒸す過程で長く蒸すことで成分が浸出しやすく、色が濃く、ほどよい渋みで苦みの少ないまろやかなお茶となることが特徴です。

■松阪牛肉■

松阪牛肉

「肉の芸術品」として世界から賞賛される松阪のS級ブランド。

松阪牛の中でも特に兵庫県で生まれた優秀な子牛を、松阪牛生産地域で900日以上の長期にわたり1頭1頭手塩にかけて肥育されたものを「特産松阪牛」としている。

■松阪もめん■

松阪もめん

正藍染めの糸で織る縞模様が特徴。

粋好みの江戸の庶民にうけ大流行した。現在は反物、衣類の他、様々な日用品にも加工されている。

■松阪鶏焼肉■

松阪鶏焼肉

むかし、農家で卵を産み終えた鶏(廃鶏)を処分するのはもったいないということから、これらを甘辛い味噌だれにつけ網焼きにして食べたのが始まりとされる。

■松阪赤菜■

松阪赤菜

浦生氏郷が伝えたとされる深い紅色が美しいアブラナ科野菜。

サラダや漬物に最適!

【関連リンク】

松阪の特産品
https://www.city.matsusaka.mie.jp/site/kanko/tokusan-shasin.html

松阪市観光協会リンク
https://www.matsusaka-kanko.com/